日本オペレーションズ・リサーチ学会 中国・四国支部 研究部会

「品質指向プロジェクトマネジメントとOR」研究部会

平成19年度研究部会活動

第1回 日時 : 平成19年5月18日(金)16:20〜17:20
場所 : 鳥取大学工学部大学院棟SCS教室(鳥取市湖山町南4-101)
演題 : ソフトウェアプロジェクトのQCD定量化分析
講師 : 福島利彦 氏((株)日新システムズ)
概要 :  ソフトウェア開発プロジェクトには,開始時から多くのリスクが潜在している.
したがって,プロジェクトマネージャは,多くの課題を解決していかなければなら
ない.本研究は,プロジェクト開始時のリスクとQCD(品質・コスト・納期)結果
の因果関係,およびソフトウェア開発中のプロジェクトマネジメントの課題とQCD
結果の因果関係について定量化分析を実施した.分析により,プロジェクトがQCD
の目標を達成するために,向上させていくべきプロジェクトマネジメント技術を考
察した.

第2回 日時 : 平成19年12月18日(火)16:20〜17:20
場所 : 鳥取大学工学部第21講義室(鳥取市湖山町南4-101)
演題 : ソフトウェア信頼性評価 〜分析手法と勘所〜
講師 : 藤原隆次 氏(富士通周辺機(株))
概要 :  近年,顧客へシステム引渡する際,定量的なソフトウェア信頼性
評価実施結果を求められるケースが増加している.これは,東京
証券取引所殿システムやみずほ証券殿システムで発生したようなシ
ステム障害に起因している.
 そこで,富士通グループでは,SafeManを活用した信頼性評価(分析
手法)を全面適用することにより,システム品質の改善(底上げ)活動を
実施中である.本講演では,改善活動の経緯を紹介すると共に,その
問題点と成果を示す.

日本オペレーションズ・リサーチ学会 中国・四国支部事務局(orsj.chushikoku@gmail.com)