第1回 | 日時 : | 平成16年6月4日(金)14:45〜16:15 |
場所 : | 鳥取大学工学部大学院棟 SCS教室 | |
演題 : | データ解析のあの手この手 | |
講師 : | 杉山哲朗 氏(中部品質管理協会) | |
概要 : |
企業における技術者の役割は,組織の中で多くの関係者との協力の下に, お客様に満足して頂ける品質と適正なこすとを兼ね備えた製品を,タイムリ ーに提供していくことである.そのために,自らの専門とする分野の固有技 術を熟知していることはもちろん,担当する仕事を効率的に進め,その過程 で発生した問題を直ちに解決できる管理技術を駆使することが求められる. 実験計画法,多変量解析法など,データ解析の手法は,あらゆる技術者が 素養として身に付け,活用できるようにしておきたい管理技術手法である. 本講演では,商品企画,研究開発,設計,生産技術,品質保証など生産の 各分野で活用できるデータ解析の手法と活用事例を紹介する. |
|
※後援:鳥取大学共同研究推進機構「情報・通信」研究領域 |
第2回 | 日時 : | 平成16年11月1日(月)15:00〜16:00 |
場所 : | 鳥取大学工学部電気電子工学科棟2階 第28講義室 | |
演題 : | ソフトウェア信頼度成長モデルによるテスト管理施策導出とその効果的実践事例 | |
講師 : | 藤原隆次 氏(富士通周辺機(株)) | |
概要 : |
大規模化・複雑化するソフトウェア開発のテスト工程におけるフォールト検出 と修正活動の管理,および製品出荷時の品質・信頼性を保証するための情報は, 高信頼性ソフトウェア製品を効率的かつ経済的に開発するために重要である.し かし,現状ではテスト管理施策を導出するために,高度な専門知識や経験を有し た専任者が必要である.さらに,テスト管理施策の理解には,専任者のテスト習 熟性への依存度が高く,情報のバラツキが生じることにより,均一的なテスト管 理が実施できないという問題が発生する. 本講演では,これらの問題に対する解決策,およびこれを実プロジェクトのテ スト管理に活用した場合に得られた効果を紹介する.さらに,このテスト管理の ために開発され,商用にもリリースされて実用にも供されているソフトウェア信 頼性評価システム"SafeManツール"についても紹介する. |
|
※後援:鳥取大学共同研究推進機構「情報・通信」研究領域 |