第1回 | 日時 : | 平成16年8月11日(水)14:00~ |
場所 : | 広島市中区小網町6番12号 平和大通り電気ビル (株)エネルギア・コミュニケーションズ 小網オフィス7階 「エネック」ショールーム内 プレゼンテーションルーム |
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演題 : | ロジスティクスについて | |
講師 : | 錦織昭峰 氏(広島県立大学経営学部) | |
概要 : |
企業のロジスティクス活動における、施設配置、輸送・配送 計画等において、従来から研究されていた問題点に関して 考察する。配送計画に関しては、巡回セールスマン問題の 定式化を明確に表している。施設配置に関しては、倉庫の 容量として複数の規模から一つを選択することを考慮して、 四国の30都市での倉庫配置を検討している。また、スパース なスプレッドシート上での計算による入力データの削減を考察 する。 | |
演題 : | BPM(:business Process Management)最新事情 | |
講師 : | 大川原文明 氏(IDSシェアー・ジャパン株式会社 コンサルティング事業部 シニアマネージャー) |
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概要 : |
20日足らずで、半減、倍増の効果を生み出す業務改革手法を 伝授いたします。欧米企業(Siemens、ABB、US-Army/Navy・・・) で採用されている標準のBPM手法です。本セミナーでエッセンス を掴んでいただければ、自ら即実践することが可能になります。 もちろん、日本企業での事例(SAP導入後の真の業務改革推進 事例、サプライチェーン最適化事例、20日間で間接稼動半減の 新プロセスを設計した事例)と共にご紹介いたします。 | |
第2回 | 日時 : | 平成16年8月11日(水)14:00~ |
場所 : | 広島市中区小網町6番12号 平和大通り電気ビル (株)エネルギア・コミュニケーションズ 小網オフィス7階 「エネック」ショールーム内 プレゼンテーションルーム |
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演題 : | 材料切断問題を考慮した段ボ-ル箱の製造スケジュ-リング | |
講師 : | 金指正和 氏(近畿大学) | |
演題 : | 受注生産におけるサプライチェーン・プランニングのためのBOMの構築 | |
講師 : | 安藤成之 氏(NECネクサソリューションズ エグゼクティブ・コンサルタント) |
その他 | 日本オペレーションズ・リサーチ学会中国・四国支部 シンポジウム「サプライチェーンとOR」の協賛 |
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日時 : | 平成16年11月5日(金)13:00~ | |
場所 : | マツダ教育センター | |
内容 : |
(1)挨拶 (マツダ 村上重道氏) (2)趣旨説明(広島県立大学 上野信行) (3)講演 ㈱構造計画研究所 中野一夫、野本真輔氏 「顧客主導型ビジネスモデル(CSRP)の概念とそれを実現する 新生産管理システム(APS)の機能と導入事例」 (4)講演 (広島県立大学 上野信行、古田恭三、奥原浩之氏、 マツダ株式会社 渋木宏明、伊場田 賢治氏、 株式会社ワイエヌエス 倉本敏明、寺迫耕治氏) 「マスカスタマイゼーション対応のサプライヤー生産管理システム」 (5)講演 (住野工業株式会社 中川良司氏) 「自動車部品製造における新しい生産方式の導入」 |
第1回 | 日時 : | 平成15年6月12日(木)15:00~17:00 |
場所 : | 中電プラント本社ビル7階 | |
演題 : | サプライチェーンと企業経営 | |
講師 : | 上野信行 氏(広島県立大学経営学部経営情報学科) | |
概要 : |
サプライチェーン(SC)の狙い、典型的なタイプを紹介する。そして、 SCを構築・管理していくに際しての困難な要因、ブルウイップ効果、代 表的なサプライチェーンマネジメント戦略を概説する。また、日本におけ るSC活動団体である「SCカウンシル日本支部」の活動についてもふれ る。サプライチェーンマネジメントは大企業だけのものではなく、勝ち残 っていく中堅中小企業の必須事項であると思われる。 | |
演題 : | 総合情報システムCHANCE構築(ERPパッケージSAP R/3の導入) | |
講師 : | 渡辺聖悟 氏(中電プラント株式会社企画部) | |
概要 : |
経営基盤の強化を目指し、創立50周年事業の一つとして開発 した総合情報システム(CHANCE)は平成15年4月から運用開始 しました。CHANCEはERPパッケージであるSAP社のR/3を中心と するシステムであり、システム導入の背景からシステムの特徴に ついて説明します。この度システム化した購買関係については、操 作画面を通して業務フローと機能をご紹介する予定です。 | |
第2回 | 日時 : | 平成15年9月5日(金)14:00~ |
場所 : | ミヨシ電子株式会社 研修室 | |
演題 : | ロジスティックス&サプライチェーンにおけるリサイクル設計の評価・予測システム | |
講師 : | 奥原浩之 氏(広島県立大学経営学部経営情報学科) | |
概要 : |
これからの経営活動においては,消費者からの多様なニーズに 応えながら,環境への影響に注意を払う必要がある.講演では 大規模データベースやコンピュータシミュレーション技術といった 情報技術の活用により,コストと環境負荷を見積もることによる 製品開発や政策が及ぼす影響分析が可能となることを示す. | |
演題 : | 情報システム革新構想 | |
講師 : | 久保井芳伸 氏(ミヨシ電子株式会社) | |
概要 : |
1989年に弊社の業務系システム構築をキックオフとし、約3年の 歳月を掛けて受注から出荷、売上請求管理、生産手配から仕掛投 入管理等の上流生産管理システムの構築及び原価管理、会計シス テムまで一通りの基幹システムを構築。1996年には、クライアン ト・サーバ型のソリューションシステム(ハード)を導入。 しかし、基幹システムのソフトウェアは従来の仕組みをそのま ま継承しており十数年間、会社の変遷に対し必死に追従すべくシ ステム改修を重ね、今日に至っております。この為、システムは 複雑多岐にわたり、会社の変革に対応困難な状態になりつつある のが現状です。 今回は、上記現行システムの構築経緯、問題点及び今後の情報 システム革新構想の一つとしてグローバルスタンダードなERPパッ ケージ導入検討状況について、ご説明させて頂く予定です。 | |
第3回 | 日時 : | 平成15年11月28日(金)15:00~ |
場所 : | 広島大学工学部108号教室 | |
演題 : | サプライチェーンマネジメントにおけるブルウィップ現象とその抑制 | |
講師 : | 高橋勝彦 氏( 広島大学大学院工学研究科 教授 ) | |
概要 : |
生産や配送の拠点が段階的に連なるサプライチェーンの マネジメントにおける問題の一つに、それぞれの拠点に おける在庫や処理の量の変動が、段階を遡るに従って増 大するブルウィップ現象がある。本講演では、サプライ チェーンマネジメントに関するこれまでの研究動向を概 観し、ブルウィップ現象の原因とその抑制法について整 理した上で、我々の最近の研究として、ジャストインタ イム方式、CONWIP方式とその改良方式などにより、サプ ライチェーンの各拠点に対して指示する方式に関する研 究を紹介する。 | |
演題 : | 自律セルラーGAを適用したロジスティクス計画システムの提案 | |
講師 : | 井上春樹 氏( 日立エンジニアリング(株) 事業推進本部 チーフエキスパート ) | |
概要 : |
従来,大規模で複雑な計画問題の解法には並列GAの適用が検討され てきたが,過剰収束の発生,並列効率の急激な低下などの課題が有 り,実用に耐え得るシステムの実現は困難であった.本論文(発表) では大規模ロジスティクス計画システムの実用化を目的とし,その システムの中心機能である自律セルラーGA(acGA)手法を提案する. 提案するacGAは,並列コンピュータ上のグリッドトーラス空間内 のCPUへセルプロセスを生成し,相互作用を行う近傍距離を時間的に 制御しながら淘汰,選択を近傍セルプロセスと非同期に行う.これ により並列効率の低下を排除すると共に進化初期段階での収束性の 高速化と,初期段階以降の世代における解の多様性の保持を同時に 実現する. また,個体生成は2-OPT法に基づく局所リプロダクション手法を開 発し過剰収束を回避した.本論文ではacGAを実在の食品製造企業,石 油流通企業などの大規模SCM実行計画システムに適用し,シミュレー ション実験を行った結果を示し,実用的効果を述べる. なお、本システムは「ソフトウェアプロダクトオブザイヤー99」を 受賞している。 | |